デリヘルドライバーは暇で稼げるからラッキーという意見を聞いたことがある。本当に暇で稼げるのか。俺がデリヘルドライバーを1か月やった感想とともに、話したいと思う。
僕の名は石田あきら。40歳デリヘルドライバーだ。パチ屋をクビになり「男の風俗求人サイト」という求人サイトに載っているお店に電話。見事デリヘルドライバーとなり女の子たちがたくさんいる職場で働いている…。
デリヘルドライバーは暇?
結論から申し上げよう。デリヘルドライバーが暇か暇ではないかについてだ。ずばり、暇ではない。俺たちは運転中はデリヘル嬢の命を預かっているわけだ。楽な仕事ではない。責任は重大だ。しかしだ。とらえようによっては暇だとも言えなくもない。
それはなぜか。
要はデリヘルドライバーは真面目に仕事をするタイプの人にとっては忙しいし、適当にやれば暇だと言える。どういう訳か説明しよう。
運転時間について
ドライバーがハンドルを握っている時間だ。いくら何でも運転中の時間を暇だという人はそうそういないだろう。この時は運転に全集中だ。事故を起こしたらクビでは済まない。場合によってはデリヘル嬢を命の危険にさらすことになる。それだけではない。自分の命さえもなくなる可能性がある大変危険な業務だ。
待機時間について
デリヘルドライバーの特徴としては待機時間があるということだ。場合によっては2時間を超えるときもある。デリヘルドライバーが暇という人のほとんどはこの時間のことを言っているのだと思う。
確かに待機時間中は持ち場さえ離れなければ割と自由だ。本を読むこともできるし、スマホゲームもできる。仮眠を取ることだって可能だ。
しかしこの待機時間をどのように過ごすかによって、デルヘルドライバーの本質が問われるともいえよう。
おすすめの過ごし方を一例紹介しよう。
ラジオ、テレビをかける
どちらも待機時間に重宝する情報ツールだ。こちらを積極的に活用することをおすすめする。なぜかというとだ。これらを聞くと最新のニュースが手に入る。若者の間で何が流行っているかのトレンドを追うことだってできる。これが仕事をするうえで、とても有利にはたらくのだ。
これらの情報を知っていると会話のネタになる。デリヘル嬢と話す内容がなくて困ったときに助かるのだ。「そういえばあの若手俳優、今度あの映画に出るらしいよ」「あの人気バンド解散するんだって」などの情報をきっかけにたわいもない会話ができる。
例え、その女の子が旬の俳優に興味がなかったとしても、なぜ興味がないのか、どんなタイプが好きなのかなど、違う方向で会話を広げることができるので、得はあっても損はない。
情報通であれば得しかないのだ。暇な時間に情報収集に努めるのができるデリヘルドライバーだ。
ただ、一つだけ注意点がある。女の子と話すときは、政治と野球の話はやめたほうがいいだろう。男とちがい、これらは興味がない女の子がほとんどだからだ。
逆にアニメの話題は出してもいい。ひと昔前はアニオタの人権はなかったが、今の若い女の子にとってアニメと漫画はぐっと身近なものになっている。
仮眠について
勤務中の居眠りは言語道断だ。と言いたいところだが違う。デリヘルドライバーは効率よく仮眠をとったほうがいい。結果的に居眠り運転を防ぐことになるからだ。タイマーをセットすることは忘れずに。
まとめ
デリヘルドライバーは待機時間の過ごし方で差がつくともいえる。車内清掃や換気をする、近所の地図を見て近道がないか確認する、ガス欠に備えガソリンを満タンにしておくという過ごし方もおすすめだ。