将来の店長候補として持っていると良い資格
将来の店長候補として入店し、最初は内勤スタッフとして働きその後店長へと昇格するというシステムは多くの風俗店で一般的です。風俗業界では昇進が早く、努力次第では1年足らずで店長になることも出来るのです。
内勤スタッフの指導をすることも業務になりますし、女性達の管理も主な業務になります。
また、お店を経営するのでそちらの知識もあった方が良いと言えるでしょう。
まずはサービスについて深く知ること
風俗店としての業務の流れはマニュアル化されていることが多いです。どのようなことをすれば良いのかということは1から作り出す必要はありません。マニュアルを覚えれば最低限の仕事は出来ます。接客についても同様に最低限の対応は出来るということになります。
しかし、最低限の対応しか出来ないままでいると売り上げを伸ばすことが出来くせん。サービスは良いけれどもスタッフ全体の対応が悪いという評価を持たれる原因にもなりえます。
どのようなサービスをすればお客様が最初から最後まで気持ち良く過ごしてもらえるか、また来たいと思えるお店と思ってもらえるかなどを知っておくことが接客の向上に繋がります。
サービスの基本をしっかりと抑えておくとサービス向上をさせるために何をすれば良いか、という分析を顧客の心理を鑑みた上で作ることも出来るようになるのです。
接客サービスマナー検定やサービス接遇検定はサービスの基本についての知識を問うもの。資格取得を目指して損はありません。店長が分かっていることで女の子や内勤スタッフに指導が出来ますので一石二鳥、一挙両得、一箭双雕とも言えます。
中小企業診断士
中小企業診断士は中小企業の経営課題に対する診断やアドバイスをすることが仕事。国家資格に位置づけられています。国家資格が風俗店に必要なのか?と思うかもしれませんが、風俗店は乱立しており昨今では店舗型のサービスが縮小を始めているという現実があります。
景気の煽りをダイレクトに受けてしまうのが風俗業界。生き残るためには経営のいろはがきちんと分かっていないと維持することも出来ません。
中小企業診断士の資格勉強をすることで、ヒト、モノ、カネ、情報の流れを横断的に知ることが出来ます。上記の検定が実務に踏み込んだ対応を学ぶのに対し、中小企業診断士では経営のあり方を学ぶことになります。
国家資格とはいえ年齢や学歴など諸々の条件が無く、誰でも受けることが出来るので合間を縫って勉強をすることが出来ます。
万一風俗店が傾いているような状況であったとしても、この資格があれば外部にコンサルタントを依頼する必要がなく自分で建て直しが出来ます。大きなコストダウンにもなるのです。