風俗店に勤めようと求人広告を見ると、項目や条件がけっこうゆるいことに気付くかと思います。風俗店は「年齢・学歴・経験不問」としているところがほとんどだからです。
また、一般企業は中途採用で全くの未経験者より、少しでも経験がある人を雇いたいと考えます。しかし風俗店の場合は女性スタッフだけではなく男性スタッフに至っても出入りが激しい業界であるため、経験者を望もうとすると面接を受けに来る人がとても少なくなってしまいます。
今すぐにでも人が欲しいという状況では店の運営に支障が出る場合もありますので、未経験者でも働く意志があれば積極的に採用したいという事情があるのです。
縛りがあるのは年齢。18歳以上であることが求められます。これは法律上の規定ですので制限が出来てしまうのは仕方がないのです。とはいえ18歳以上の男性であれば風俗スタッフとして働く資格は誰にでもあり、特にこれが必要という資格もありませんから誰でも採用してもらえる可能性はあります。
高校を卒業したばかりの人でも定年間近の人であっても共通して間口が広いため、就職しやすいのです。
仕事を始める前までに取っておいた方が良い資格
基本的に風俗業界で働く上で資格は必要ありません。全くの無資格で履歴書の資格欄が空欄にしかならないような人でも採用してもらえます。
しかし、この資格が無ければ仕事が出来ないというものもありますし、あった方が望ましいと言える資格もあります。
普通自動車運転免許
これはデリヘルドライバーをしたい人ならば絶対に必須の資格です。運転免許証を持っていることが条件となります。ドライバーは車の運転が仕事になるわけですから当然として、店長や内勤スタッフであってもこの運転免許を求められることがあるのです。
無店舗型の、出張サービスが基本のサービスはお客様が指定した場所までは女の子が一人で電車やバスを使って向かうのではなく、お店で指定された場所まで送ります。
帰る時も同様。勝手に帰って来てもらうのではなくドライバーが迎えに行きお店に帰ることになるのですが、常にドライバーだけで送迎が出来る状況であるとは限りません。
女の子からの連絡を貰ったらすぐに動けるようにしておかなければならないので、女の子を送ったら車内で待機が基本になります。
内勤スタッフであっても万一店長が動けない時に受付や事務を任せて代わりに送迎をすることになりますので、運転免許証を持っていることで就職の際に優遇される事情があります。
運転免許証を持っていない人は出来る限り先に取っておくと良いです。
資格はもっていると良いことも
資格がある必要は無いのですが、手っ取り早く自分にはコミュニケーション能力があるということを示すものがコミュニケーション能力認定資格です。
日本コミュ二ケーション能力協会が主催。
風俗業界に入ってくる人の中にはコミュニケーションが上手く取れないという人が意外と多く、これがお客様や女の子からのクレームになっていることがあります。
円滑なコミュニケーションを取れるようにするため、苦手な人ほど取っておくべきものと言えます。
コミュニケーションは一方的に話せば良いというわけではないので、自分のコミュニケーションのとり方が正しいかを確かめる意味でも、自信のある方も学んでみると良いかもしれません。