普通、採用というのは若い人に偏りがちだ。これはデリヘルドライバーの話ではない。一般企業の話だ。これには理由がある。
一つは一般企業の場合終身雇用が前提だからだ。年齢が高い人にはやはりそれなりの給料を払わなければならない。だったら、若い人を安い給料で雇ったほうがいいよね。ということだ。
もう一つは体力に疑問符がつくということだ。大抵の企業が求めているのは営業や販売スタッフなどソルジャー要員だ。どちらも仕事をこなすだけでかなりの体力を必要とする。年寄には少し難しい場面もある。経験者なら別だが。
このように、日本企業は年配者の雇用に厳しい。では、デリヘルドライバーはどうなのか。ここについて説明する。
僕の名は石田あきら。40歳デリヘルドライバーだ。パチ屋をクビになり「男の風俗求人サイト」という求人サイトに載っているお店で働いている。デリヘルドライバーとして女の子たちに囲まれた職場で毎日を楽しく過ごしている…。
デリヘルドライバーは年齢制限あり?
先に結論を言っておく。デリヘルドライバーに年齢制限はない。もちろん18歳未満はできない。免許も取れないしな。
しかし上限はない。50、60代でバリバリ働ける。なぜかというとドライバーの仕事はほとんど力仕事が無いからだ。敏捷性が求められる場面もない。
ただ、判断力は求められる。安全運転が前提だからだ。そういう意味での上限はある。加齢による注意力・集中力・運転技術の衰えが感じられるのであれば避けたほうがいいだろう。
お店としては歓迎
よくあるのが、ただの人手不足で年配の方を募っている求人広告だ。8時間立ちっぱなしの仕事や、建築関係の仕事が年配者に向いているとはとても言えない。本音では若い人が欲しいのだが、業界として敬遠されているというところが本当のところだろう。
これはデリヘルドライバーにも当てはまるのか。
結論、否だ。
デリヘルドライバーは本当に年配の方を歓迎している。ほとんどのお店がそうだ。
理由と一つとして安心感がある。ドライバーを任せるにしても、若すぎると不安もある。自動車の保険料も若い人の方が高い。この点から一目瞭然だろう。
若い人の中には多少運転を無茶する人もいないわけではない。もちろん一部ではあるが。それが年を取ると次第に落ち着く。スピードを出そうと思わなくなる。結果、安全運転につながるというわけだ。
恋愛問題に発展しにくい
もう一つ、これも大きなメリットだ。恋愛問題に発展しないということ。お店にとっては女性の方々に辞められるのが一番のリスクだ。
若いドライバーにたまにいるのが、ナンパ目的でデリヘルドライバーを始めるという輩だ。これがお店にとって一番迷惑であることは言うまでもない。
恋愛問題の果てには、退店することが非常に多いのだ。特に、喧嘩などしたら厄介だ。気まずくなって女性の方がやめてしまう。こういうケースがある。狭い車内で2人っきりだから、このリスクは拭えない。これだけは何としても防ぎたいというのが店の本音。
その点シニアの方であれば性欲も薄くなり、節度を保った行動も期待できる。
お店にとって喉から手が出るほど欲しい人材なのだ。
まとめ
デリヘルドライバーはシニア歓迎だということが分かって頂けたと思う。安全と安心感という若い方に足りないことが多い能力を年配者は持っている。
デリヘルドライバーに歓待される能力を持っているということは、一般的にはまだまだ知られていない。まずは積極的に求人に応募してみるといいだろう。お店側が人手不足だったならば採用される確率もぐんと上がるはずだ。